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令和3年度の弓道教室
弓道教室は中止になりました
日時: 6/1.8.15.22.29
時間: 9:30-11:45
場所:富士見市総合体育館弓道場
対象:富士見市に在住・在勤(高校生以上)
定員:20名
弓道を理解し身につけて弓道愛好者を育てます
心得から作法まで分かりやすく学びます
弓道教室終了後連盟会員になると
弓道教室指導者が主になり指導します。
動作の基本を学んでもらいます。(弓の引き方・道場内の動き方)
弓矢を使って弓の引き方(射法八節)を反復練習します
的前で矢を飛ばす稽古をします
一人で安全に矢を飛ばせるまで巻き藁に向かって稽古を重ねます
弓の引き方(射法八節)・道場の動き方(体配)を一人で全てできるまで
覚えて.射会・審査に臨みます。
協力 富士見市弓道連盟
( 弓道人の日常の心掛け(マナー) )
1 道場外で
:荷物を持つときは軽い方(弓)は左手に持ったほうがよい
:混雑するところでは弓を立てて持ち.肩に担いで歩かない
:弓弦を持ち.弓をブラ下げて歩かない
:弓具は直射日光に晒さない
:暑い時はビニール製弓袋は使用しない
:弓は中袋を使用して保護し.大切に扱う
:乗用車に弓を乗せるときは本弭を運転席の方に入れる
:車の中には弓具は放置しない
:電車.車等には弦を張ったまま持ち込まない
:弓を飛行機で手荷物として預ける場合は必ず
上下額木(関板)と弓の本体を30cm位補強する
2 道場の出入りで
:道場で履物を脱ぐときは入船に脱ぎ.式台で出船にするか
下足棚がある場合は必ず棚に収納する
:靴や草履を揃えてもらったときはそのまま履かず
必ず手を添えて履く
:道場に入るときはオーバーコート等を脱いでから入る
:防寒具を身につけたまま神拝などしない
3 道場内で
:神殿には神拝を行い.また国旗があれば拝礼し.何もない場合でも
上座に向かい一礼した後先生や先輩に挨拶する
:一段高くなっている審判席(畳)に腰おかける事は避ける
:道場内では喫煙は絶対にしない
:弓を引くときは「指輪」「ピアス」などの装飾品はつけない
:道場内でみだりに声高に談笑せず規律を守るように心がける
:道場内では立て膝はしない
:部屋の出入りの歳は敷居に乗らない.畳の縁を歩いたり.座らない
:的に載せた賞品をもらうときは軽く的に触れ感謝の意を表す
4 弓具の取り扱い
1)ゆみ・弦
:挨拶が終わったら先ず弦を張り.弓の姿を整えた後道衣を装着する
:弦を掛ける手助けをする場合は足を踏ん張り.肩に両手で末弭を持ち
姫ぞりに手をかけないようにする
:弦かけ板等のないところでは.弓袋等を重ねて当て
壁等傷つけないように注意する
:弦の伸び.張り具合.入木弓.出木弓等に注意する
:弦を張って弦のかかりを修正する時.よく足で下成の辺を押さえて
矯正するが.大切な弓なので足をかけたところはすぐ拭う
:弦が毛羽立っているのは手入れが不十分.まぐすねをかける
:新しい弦で弦輪は初めは一重かけ.慣れて弦の伸びの修正の
必要がなくなった頃に二重かけにする
:弓は矢摺藤.握り革.弦以外のところは握らない
:他人の弓具にはみだりに触らず.弓の肩入れなどは決してしない
:審査.試合で弦切れ等により替弦を張替えたとき
決して肩入れはしない
:弦を張ったまま長時間置くときは.張り弦は2本かける
2) 矢
:矢あh行射の順序を決めておくと。矢の癖が分かり修理.手直し便利
:弽.襷.胸当てをして矢取りをしたり.そのほか色々な事をしない
:矢をあげるときは.外れた矢から先に.中り矢も的心より遠い矢から
:抜いた矢は矢羽根を上に上座に向け。矢の根を下に手の平で受け
射場に持ち帰る ガチャガチャさせてはいけない
:矢取りはなるべく下位の人が交替で行ったほうが良い
3)弽(ゆがけ)
:他人の弽を差したり.弦受け(弦枕)等をみだりに触ったりしない
:弽の着脱は.8上座の方向を避け9下座の方向に向かい正座か跪坐
して行うただし上座に背をむけてはいけない
4)的
:的のかかり具合を道場から指示するときは跪坐したほうがよい
5 行射
:公設の道場では催物前等.四つ矢を持ち(団体)で射込み練習
をしている人達を見ますが.他人の人達に失礼になるのでしない
:自分の所属以外の道場では.決して四つ矢を引かず.一手とする
:射込みは決してしない 特に師と同じ的に立たない
:「何本打った」等の言葉は使わず「何本引いた」「何射した」」
などと言う
6 指導をうける
:講習会等で指導を受けるときに反論.言い訳は慎む
7 指導する
:人に教えたがる人が多いが.みだりに人に教えたがらない
:特に上位者がおられるときは慎み.上位者の指示に従う
8 見取り稽古
:上位者の矢乗りを見ることはやめる(依頼されれば別)
:師範(自分の師や範士級)の行射を拝見する時は
必ず坐して拝見する この時正面からは拝見しない
ただし.許可があればたってでも.正面からでもよい
9 心掛として特に
:稽古をば晴にするぞとたしなみて.晴をば常の心なるべし!
:弓は心で引くものです
:会で心にゆとりがもてるようになりたいものです
:稽古は基本を重視し.的中のみを考えた技術に偏らず
心技を一体として修練する事を忘却しないように
備考 :この資料は.長崎県弓道連盟会長 鴨川乃武先生が先師や先輩
の方々から教わってきた事を記録したメモを整理したものです
すべてのマナー項目を網羅したものではありません
埼玉県弓道連盟 平成12年7月